作業療法士の辻より、カンボジアでの活動報告です。
10 月は、11日から22日まで滞在し活動しました。

日本ではすでに取り組まれている介護予防や高齢者健康増進活動を、高齢化が進むカンボジアでも取り入れたいと試行錯誤しているところですが、今回「お茶会」がそのプログラムの一つに導入できないかをMuch Mobile Healthcareのスタッフとともに検討してきました。

看護師や介護士などスタッフが、「日本のお茶は身体に良い」などと言いながら、淹れる、飲むを体験しています．参加くださった高齢者も，アイスティーを作り，スタッフにふるまってくれました。

エクササイズもよいですが、「お茶会」には、湯を沸かす、お茶葉をいれるなど複雑な工程があり、作法があります。また、目的が明確であるため、わかりやすく楽しいです。そのような活動は、生活に彩を与え、健康増進に効果があるとされています。

　結果、カンボジアにもたくさんの伝統的な活動があるので、高齢者の支援活動に使っていきたいという意見にまとまりました。