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行動すれば救える命について

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活動レポート 2024.11.18

大阪保健医療大学の作業療法・理学療法学専攻学生がプノンペンで臨時実習を行いました

リハビリテーション専門職である作業療法士、理学療法士を目指す大阪保健医療大学の4名の学生が、8月20日(火)から 24日(土)までの 5日間、プノンペンで臨時実習を行いました。
実習施設は、あおぞらと MoU(覚書)があります。
Vissar Nursing Center and Home Care
Services (※1)とMuch Mobile Healthcare(※2)
の 2か所で2名ずつがお世話になりました。
国外での実習は、治療技術を習得するという
よりは、「挑戦すること」であり、「自身の力
でなんとか対処する」で、何を得ることだと
思っておりますが、学生たちは、それぞれの
機会で、実に多くのことに挑戦できました。
考え方の多様性や見るべき視点の拡大にもつながり、カンボジアだけではなく、今後の彼らの臨床活動に役立つことと期待しております。
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『システムや物が不十分でも、創意工夫すれば患者さんを笑顔にできる!』
在宅療養中の 5名の患者さん宅を訪問して学生が実感したことです。
患者さんたちは、できることがあるにもかかわらず、何もできないと思って、ベッドに寝たままで過ごされておられます。
しかし、普段使っている車いすや椅子を、それぞれのお宅にあるもので工夫して座りやすい形状に調整し、そこで一緒にゲームを楽しみ、またご自身で整髪や歯磨きができることを経験してもらいました。 「日本から若い学生が来てくれた!」と喜んでくださったことは、学生を喜ばせましたが、それ以上に、患者さんたちが「できない」ではなく、「できる」を経験した後の、とてもうれしそうな様子は、学生を一層喜ばせ自信を持たせ
ていました。
「えがお」を引きだした学生も素敵な「えがお」でした。

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