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行動すれば救える命について

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活動レポート 2024.05.28

コンポンレーン地域での活動をしました!(新生児蘇生法講習など)

今日は川を渡り、支援対象のフィールドに入りました。大きなフェリーで車ごと移動です。

今回もMoiさんと病棟師長、州保健局のMrs.Davin、そして小児科医のDr.Venndet 産婦人科の先生も帯同してくれました。

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たくさんの人々がバイクや車で移動しています。

 

支流をかき分けて対岸に向かいます。

川にはたくさんの水草(ホテイアオイだと思います)が浮かんでいて小さい船だとスクリューに絡んだりして事故を起こしかねないな、と、この川を小さなボートで運ばれてくる妊婦さんや赤ちゃんのことを思い現地の医療スタッフ、住民の方々の大変さに思いを馳せました。

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対岸に接岸後、まずはコンポンハウ保健センターに向かいます。今回は柳と嶋岡が現地助産師、看護師さんに対して行います。嶋岡は今日の現地からの配信が可能かどうか電波の状況をチェック、柳は講習の準備を始めます。午前、午後の2回、それぞれ5人ずつの受講者が参加しました。

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午前中にコンポンハウ保健センターから車で15分ほど移動したところにあるスヴァイ・ルンビア保健センターで「母子棟」の建設の打ち合わせが行われるため、嶋岡、大窪、州保健局Mrs. Davin、Moiさんはそちらに移動しました。(講習は柳先生にお任せしました。)そこはあの、妊婦さんが丸太に座って待っている保健センターです。実際に丸太に座ってみましたが、暑いの、熱いの(お尻が)で本当に大変!これはなんとかしなくては、という思いを新たにしました。

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視察の後現地スタッフと建設業者を交えてどのような仕様にするか、どのくらいの規模感にするか、どのくらいのクオリティのものにするか、などを議論しました。

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ここで大きな進展がありました。書き始めると長くなるので別枠でご説明したいと思っていますがちょっとだけ。現地建設業者と予算のお話などもさせていただきましたがクラウドファンディング最終目標の550万円を達成しますと、諸経費、クラウドファンディング手数料を除いた額から確実に待機室建設のための費用が計上できます。さらに妊婦さんが歩かなくていいように建設予定の母子棟のすぐ横に「新しい清潔なトイレ」を建設することが可能とも思われます。より質の高いケアを行うための部屋の建設が視野に入ってきました。また州保健局のご協力も得られ、契約その他の書類もスムースに取り交わすことができそうです。詳細は別枠で近日中にご連絡する予定です。ぜひ最終目標額達成に向けてご寄付をお願いいたしたく存じます。

 

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ディスカッションを終えてコンポンハウ保健センターに帰ってきたらお昼でした。お昼ご飯は各保健センターのスタッフが手作りで用意してくれました。こういう温かさがとても嬉しいですね。

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午後からは配信に挑戦しました。電波状態は今ひとつ不安定でしたが、なんとか配信を行い、現地スタッフに向けての新生児蘇生法講習の模様を配信ができました。突然のご連絡、しかも平日の午後に、ということでアクセスしていただけるかどうか不安でしたが、最大5名の方に視聴していただけました。柳の講習の内容を嶋岡が解説する、という展開となりました。配信の最後には保健センターの周りの風景なども見ていただきました。参加していただいた方、本当にありがとうございました。現地で支援がどのように行われているか、どのような雰囲気なのか、を体感していただけたと思います。またこのような機会を増やしていきたいと思っています。

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朝から快晴で気温が37度まで上がっていましたが、夕方になり曇り空となってきました。雨が降ると移動が困難になるため、少々早く講習を切り上げ、撤収となりました。またフェリーで川を渡り、コンポンチュナムに戻ります。

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州病院に到着。母子病棟の入り口で写真を撮りました。みなさん良い笑顔で今日の活動を終えました。

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皆様のご支援のおかげで確実に現地に笑顔が増えています。また何度も何度も「ありがとう」「またきてください」と感謝の言葉を伝えてくれます。皆様の温かいお気持ちが現地に確実に届いています。本当にありがとうございます。

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今日のコンポンハウ保健センター付近のあおぞらです。

 

クラウドファンディングもあと20日間を切りました。最終目標額の550万円を目指して最後まで走り切りますので皆様の温かいご支援のほど、心からよろしくお願い申し上げます。

カンボジア僻地の6万人の命を救いたい!安全で安心できる出産を!(葉田甲太 2024/04/19 公開) - クラウドファンディング READYFOR

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