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現地に羽生と大窪が入り、本日より現地での活動を開始いたしました。
今回はコンポンチュナム州病院の助産師モイさんと一緒に現地の医療スタッフに妊産婦の検診や注意すべき点について講習を行いました。まさに分刻みのスケジュールで、1日で地域の3つの保健センターを回りました。その様子をお伝えします。
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午前8時 州病院出発しフェリー乗り場に向かいます。よく晴れています。渋滞だったそうです。
午前9時 フェリー出発
午前9時30分 コンポンハウヘルスセンター到着 助産師2名を対象に勉強会実施しました。
【講習の内容】
1)自己健康管理の重要性
2)妊娠中の栄養
3)妊婦健診の意味
4)妊婦健診の内容
5)生活の注意点
6)異常な症状
7)異常時はできるだけ早くヘルスセンターへ搬送
多岐に渡りますがいずれもとても重要なポイントです。
村には二人ずつヘルスボランティアがいます。ヘルスボランティアは医療者ではないですが、地域の妊産婦さんの体調をチェックし、異常がある時にヘルスセンター受診のアドバイスなどを行います。当日はちょうどヘルスボランティアが集まる日で、7名のヘルスボランティアを対象に血圧計の使い方などをレクチャーしました。血圧計は本クラウドファンディングで予算計上されているもので、前倒しで発注しているものです。皆様のご協力ありがとうございます。すでに皆様の温かい思いが現地に届いています。
講習終了後すぐにスヴァイロンピアヘルスセンター向かって移動します。
このヘルスセンターに分娩待機室を建設する予定です。建設予定地の確認と現地の意見聴取、施設の仕様の相談などを行いました。
前回は土が剥き出しになっていましたが、今回の訪問時は建設予定地に草が青々と茂っていました。手前に見える丸太に座って妊婦さんは待っているそうです。今回は建物の横に日よけ用の屋根が付けられていました。銀行にお金を借りて作ったそうです。それほど自然条件が厳しく、直射日光や雨風を避ける屋根が必要だったのでしょう。分娩待機施設へのニーズの高さが伺えます。この場所に分娩を待機するための施設を建設したいと考えています。
スヴァイロンピアヘルスセンターでも助産師、看護師、センター長、ヘルスボランティアに講習を行いました。そしてお昼ご飯も食べずに移動です。
次は3つ目のチロノークヘルスセンターです。午後1時50分、昼食もなく助産師2名に対して勉強会を開始しました。
モイさんと羽生さん頑張ります。ヘルスセンタースタッフは熱心に講義を聞いてくれます。血圧計の使い方なども実践してみます。(模擬患者は大窪)
午後2時30分にやっと昼ごはんとなりました。昼ごはんも食べずに頑張った三人(モイさん、羽生、大窪)を心配して現地の方がお昼を準備してくれたそうです。優しい。
フェリーの時間があるのでここで今日の活動は終了。船着場に向かいます。
17時に州病院に到着して解散となりました。また明日も川を渡って活動を行います。
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いよいよカンボジア僻地での安全で安心な出産のための支援が始まりました。
来週は柳、嶋岡、伊沢が合流して新生児蘇生法講習などを行います。
電波状況も確認でき、現地から配信もできそうです。ご期待ください。
クラウドファンディングもネクストゴール到達目前です。
引き続きのご支援のほどよろしくお願いいたします。
カンボジア僻地の6万人の命を救いたい!安全で安心できる出産を!(葉田甲太 2024/04/19 公開) - クラウドファンディング READYFOR
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