カンボジアでは、医学の進歩とともに、命は助かるものの、後遺症が残る脳卒中やパーキンソン病などの高齢者が急増しています。
カンボジアでのリハビリテーションサービスは十分ではありません。その解決策の一つとして,プノンペンにある医系大学プチサストラ大学にて看護師さんに向けて研修を行いました。
テーマは「脳卒中患者さんへの作業療法」。
看護学生の参加もあり、看護ケアの中で、役立ててもらえることは何かを確認しながら、作業療法プログラムの紹介をし、担当している患者さんへ、どのようにケアしてよいかなど質疑応答がありました。
また、車いすについてのお話をさせていただきました。車いすは種類が少なく,体格や症状に応じたものが使えず、障害を悪化させていることも少なくありません。
カンボジア 国立リハビリテーションセンター内にある車いすクリニックにお願いし、患者さんの車いすの調整を行っています。