昨年の3月から始まったカンボジア サンブール地区小学校での手洗い場建設ですが、
6月、サンブール地区6校目となるLor小学校の手洗い場が完成しました!
平素より応援いただき、ご支援ご協力いただいている皆さまのお陰で、1年半弱の間に、
サンブール地区で手洗い場を必要としていた小学校すべての施工を完了させることが出来ました。
ここの小学校はもともと先生が自作した手洗い場があり、ポンプでため池の水を大きな瓶まで引っ張り、
水瓶に配管をつないで、高さを利用した仕組みの手洗い場を作っていました。
ただ、ため池の水をそのまま利用しているため衛生面は良くないこと、そして手洗い場自体の数が少なく、
生徒の数に対して足りていない、との声が挙がっていました。
そんなLor小学校の手洗い場は完成しましたが、カンボジアの小学校はまだまだ休校が続いており、
残念ながら子どもたちは学校に行けていませんが、この状況でもきれいな水を求めて近隣住民や学校の先生が
この手洗い場を利用しています。
そして、新型コロナウイルスの状況ですが、サンブール地区でも流行し、
政府主導で先日からこの地区の住民に対してワクチン接種を進めています。
現在あおぞらでは、私たちにできることは感染症の予防として衛生環境を整えていくことしかありませんが、
一刻も早く状況が良くなり、また子どもたちの笑顔が見られる日が来ることを楽しみに、
私たちはこれからも活動を続けていきます。
どうかこれからも、あおぞらの活動を温かく見守っていただけると嬉しいです。