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行動すれば救える命について

お知らせ

プロジェクト 2022.09.30

第2回 法政国際高校×認定NPO法人あおぞら

初めまして皆さま!カンボジア現地調査を行いました!!

ご挨拶

認定NPO法人あおぞらのホームページをご覧の皆さま!こんにちは!

いつもあおぞらの活動を応援いただきありがとうございます。

 

初めまして!神奈川県にあります法政大学国際高等学校3年の大島芭菜、孫望舒です!!

私たちは、今年3月より学内の有志生徒で結成されたチームで、生徒自らカンボジアの水衛生についての問題点を調べ、今回のプロジェクトの発案をさせていただきました!

そして現在、あおぞらさんご協力の元、ご一緒にプロジェクトを進めさせていただいております!!!

                                                                  

 

そして、8月末に今回のプロジェクトスタートに向けて、オンラインで現地調査を行いました!!私たちのプロジェクトの支援先の『Krabau School』は、以前あおぞらさんが手洗い場を設置した場所です!そして、今回の現地調査では、トイレの個数が不足しているという課題が判明し、5つの新しいトイレを建設することとなりました!

 

 

初めまして皆さま!カンボジア現地調査を行いました!!

学校(支援先)の概要

『Krabau School』は、カンボジアの首都プノンペンの北東に位置するKrabauという農村地域にあります!!現在、生徒数は278人、生徒は幼稚園〜小学校6年生までのかわいい子供たちと、頼れる9人の先生方がいらっしゃいます!生徒達は大部分、同じ村から通学していて、みんな幼馴染です!

日本の学校と違う点としては、授業が二部制(午前&午後)に分かれており、残りの半日は、1キロ離れた池へ水を汲みに行くなどの親のお手伝いをしているそうです。とても偉いですよね。

そして、休み時間は1時間あります。日本より長いですよね!また、現地生徒さんへのインタビューでは、学校は勉強時間よりも休み時間が楽しいと言っていました!!

私も休み時間の為に学校に行っていると言っても過言ではないのですが、やはりこの考えは世界共通なのですね(笑)

話が逸れてしまいましたが、このような生徒さんのお話からも伝わりますように、『Krabau School』は、元気いっぱいのかわいい子供たちが通っているとっても楽しい学校になっています!

 

 

なぜトイレが必要か 

リモートでの現地調査で、私たちは通訳マリンさんを介して、現地の学校の教師や下校中の生徒に話をうかがいました。そして、学校の教室、校庭やトイレの様子、実際にどうやってトイレを使っているのか、その掃除の仕方まで見させていただきました。

現地の教師、生徒に不便な点についてうかがったところ、トイレの数が足りないという共通の答えを得ました。

現在『Krabau School』では、男和式、女洋式、それぞれ一つ、合計2つのトイレだけが設置されています。

たった2つのトイレを287人もの、生徒と教師が使用しているのです!!!!!

実際、学校を案内していただいたところ、『Krabau School』では教室からトイレまでに距離があり、更に学校は午前・午後二部制ですが、休み時間は1時間と集中的で、その時間ではトイレがかなり混雑することに気づきました。

長い行列により、我慢できず森に行ってまで排泄する生徒や、更に、間に合わず列に並んでいる最中に漏らしてしまった生徒が実際にいたという話をうかがいました。

そして、トイレットペーパーを使用せず、代わりにトイレの横にあるタンクに溜まった水でお尻を洗い、トイレ後に自ら水を便器にかけて流す作業を個々が毎回行わなければいけません。そのため、想像以上に時間がかかり、この流れで回転が遅くなってしまいます。

 

トイレに行けずストレスを抱える、我慢してしまうこの不便さを解消するために、私たちはあおぞらさんのご協力をいただき、現地の学校長にインタビューし、4つ以上のトイレが望ましいとのことだったので、『Krabau School』に新たにトイレを5つ設置したいと考えています。

 

 

私たちの思い

なんで、カンボジアなのか。現地の様子を見ると、その答えが見えてきました。カンボジアの子ども、現地の方々との会話をしていくうちに、彼らが世間話を混ぜながら私の質問に答えてくれて、その笑顔に突き動かされました。文化や言葉などが違っても、彼らは私たちと何も変わらないのです。トイレを我慢しなければいけないことが何年も続くこの現状を変えたい、現地の方々の役に立ちたい思いが強まりました。

今現在、現地では学校の授業や休み時間が充実し、教育水準もより良くなってきていますが、トイレを設置することで、学校環境の改善に寄与できる、現地の人の健康を少しでも守ることが出来る、そう考えました。(孫)

 

 

 

私は、今回の現地調査が始まる前から、あおぞらの方がカンボジアの方々はおっとりしている方が多いとおっしゃられていたので、どのような雰囲気なのか気になっていました。そして、実際に調査のお話をしていくなかで、現地の方の暖かみや懐の大きさを感じることができました。今回の現地調査はオンラインで行い地理的な問題のせいか、何度も通信が途切れてしまったのですが、現地にいらっしゃる通訳の方をはじめ、先生方や生徒のみなさんが、私たちの質問に対して、嫌な顔ひとつせず2時間もの間、誠心誠意に答えてくださったことが本当に有り難く、そのような点から皆さんの人柄を知ることができ、ぜひこのような素敵な方々の力になりたいと思いました。

また、今回の現地調査で分かったトイレの数の問題点については、数が足りず待つ時間が長すぎて耐えられず外で排泄してしまう生徒がいるという事実があることに非常に驚き、同時に解決したい!という強い思いが生まれました!

今までの私は、このような具体的な問題だけでなく、現在行われている戦争などのニュースを見ていると自分の無力さを痛感し悔しく感じていたのですが、今回のプロジェクトはあおぞらさんのご協力のもと微力ではありますが、『Krabau School』の皆さんの悩みを解決できることを大変嬉しく思っております。

私たちは、このプロジェクトを一生懸命に行い、必ず成功させたいと心から強く思っております。そして、最後にこのプロジェクトの成功には皆さまのご支援が必要不可欠です。

皆さまのご支援ご協力の程をどうぞよろしくお願いいたします。(大島)

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