認定NPO法人あおぞらを応援いただいている皆様、

多大なるご支援を頂きまして誠にありがとうございます。

今回はプロジェクトの大きな進捗がありましたのでご連絡いたします。

コンポンチュナン州保健局と認定NPO法人あおぞらの間でコンポンレーン地区スヴァイルンピア保健センター母子待機・観察室建設の資金提供に関しての覚え書きを取り交わしました。これで確実に現地に5つの病床を備えた母子待機・観察室を建設することが可能となります。

途上国でのプロジェクトでは、たくさんのステークホルダーが関与するため、覚え書きの取り交わしには時間がかかったり、紆余曲折があったりするものなのですが、今回、このプロジェクトにおいてはカンボジア側の動きが非常に早く、速やかに覚え書きの取り交わしをすることができました。カンボジア側のこのプロジェクトに関する期待の高さが窺われます。

6月7日（金）に州保健局の担当がスヴァイルンピア保健センターに出向いての会議を行いました。

母子待機・観察室建設に係る詳細についての確認が行われたものと思われます。

6月10日（月）州保健局に業者と保健センター長が来ての会議の様子です。州保健局と現地建設業者の契約についての話です。

その後　あおぞらと州保健局で係る費用提供に関する覚え書きを取り交わしました。（公開について承認が取れていないのでサインの部分のみ提示します。）

初期費用の着金が確認でき次第、着工とのことです。早ければ来週中にも工事が開始できそうと連絡がありました。工期は約２ヶ月半とのことですので、その場合は8月末には完工となります。これからカンボジアは雨季に入りますので、再度、工期については現地に確認していく予定です。

皆様の温かいご支援のおかげで、カンボジアの僻地にお母さんが安心して待機する場所を作ることができます。生まれた赤ちゃんが安全にお母さんと出生後に過ごす場所を作ることができます。本当にありがとうございます。