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行動すれば救える命について

お知らせ

お知らせ 2024.04.08

4月19日(金)10時よりカンボジア医療支援のため、新たにクラウドファンディングに挑戦します!!

認定NPO法人あおぞらを日頃より応援いただいている皆様へ。

⁡平素よりお世話になっております。

 

今回、あおぞらは新たにクラウドファンディングに挑戦させていただきます。

カンボジア僻地の6万人の命を救いたい!安全で安心できる出産を! - クラウドファンディング READYFOR

あおぞらでは、2018年より途上国の医療者を対象に生まれたばかりの赤ちゃんを救う方法である「新生児蘇生法」の講習を行って参りました。

途上国では、赤ちゃんだけではなく、分娩時にお母さんも命の危険に晒されています。

今回のプロジェクトでは、お母さんの命を守るため、「分娩が行われる保健施設の環境を整備する」という課題に対して、皆様のご協力をお願いしたいと考えています。

何十年も使って壊れてしまった分娩台、分娩に必要な器具を消毒するための機器、新生児蘇生をするための物品、陣痛が始まったお母さんが待機する場所、出産後、赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごす場所・・・いずれも安全な出産のために必要な設備です。

今回のクラウドファンディングを通して、現地のお母さんと赤ちゃん、ご家族の笑顔や、今も頑張っている医療スタッフの思いなどを皆様にお伝えできたら、と思っています。

 

 

 

以下、プロジェクトディレクター 嶋岡 鋼よりメッセージです。

 


新型コロナウイルス感染症は私たちの支援のあり方をガラッと変えてしまいました。

現地に渡航し、住民と話をして、必要とされる支援をご支援くださる皆様と共に行う。

あおぞららしい行動力やワクワク感などが削られてしまうような3年間でした。
その中でもあおぞらはJICAや保健省、教育機関である病院や保健大学などと

Web会議を行い、現地の医療者の能力拡大のためのプログラムを展開したりしてきました。
さまざまな行政や機関の部署と交渉をしたりして

とても成熟した形の支援ができるようになってはきたのですが、
その一方で、あおぞららしい支援の形、例えば困難を突破して成し遂げるワクワク感、

そしてそのストーリーも見えづらくなってきていました。




渡航制限が解除されてすぐ、あおぞらは葉田甲太のルーツであるカンボジアから

支援を再開しました。以前支援していたサンブール地区とは異なる地域の支援です。

ご縁があってカンボジアのコンポンレーンという地域の視察をすることができました。
そこでは保健センターはあるものの、地理的な理由(川によって搬送が困難)や
老朽化した機材、分娩の待機室がなく妊婦さんは屋根も日除もないところで待機、といった

安全からは程遠い状況の中、出産が行われていました。

赤ちゃんが、そして、その命を育むお母さんが危険に晒されている状況を見て

あおぞらは支援することを決めたのですが自己資金だけでは支援に必要な額に届かず、
クラウドファンディングで皆様にご支援をお願いすることとしました。




 

私たちにとってクラウドファンディングは資金調達以上の意味を持ちます。
日本の人々がカンボジアの命に思いを馳せ手を差し伸べている、という事実を、
現地で頑張っている医療者たちが知る、ということ。

 

たくさんの人々が誰かのことを思い、誰かのために何かを行う、

そんな美しい気持ちを結晶化するということ。

目には見えないけれど確かにそこにあるものを可視化すること。

そんなことが大切だと感じています。



 

世界はきな臭く、戦争が始まり悲しみに覆われているけれど、

それでもまだ世界には誰かを守ろうとする、救おうとする
そんな美しい思いがあるのだ、ということを示したい。
そんな思いでいます。

そして

あおぞらがコロナ禍を経験したのちに自分たちのあり方を確認し、
自らを再起動する。

そしてもう一度
皆様と共に歩むためのプロジェクトでもあります。

クラウドファンディングのページに訪れていただき

カンボジア僻地の様子を知っていただくだけでもとても嬉しいです。
ぜひサイトにお立ち寄りください。

よろしくお願いいたします。

認定NPO法人あおぞら
プロジェクトディレクター 嶋岡 鋼

 

カンボジア僻地の6万人の命を救いたい!安全で安心できる出産を! - クラウドファンディング READYFOR

 

 

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