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行動すれば救える命について

お知らせ

お知らせ 2024.01.06

【新年のご挨拶】



コロナ禍という期間を乗り越え、穏やかなお正月を迎える中、能登半島を中心とした地域の大きな地震が起きました。この度の震災により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。



※マンスリーサポーター(継続寄付者限定)マンスリーメールマガジン一部編集し抜粋


認定NPO法人あおぞらは、皆様のおかげで、2023年7月で6周年を迎えることができました。

そもそも、あおぞらを作ったのは、カンボジアで、2014年に生後22日目の赤ちゃんを亡くした女性と出会ったからでした。

 

こういう悲しみをなくしたい、涙をとめ、赤ちゃんの命を救いたいと思いました。

 

 

 

その出会いから、いろんな方々のおかげで、カンボジアとタンザニアでヘルスセンターのプロジェクト、新生児蘇生の講習会を行ってきました。

 

2019年にタンザニアの病院建設から、ラオス、カンボジアでの新生児蘇生の講習会、カンボジアでのサンブール地区での保健衛生向上のプロジェクトを行ってきました。

 

私自身も、総合診療医の専門医、指導医を取得し、医療機関の責任者をつとめさせて頂き、諸先輩のおかげで、色々な経験をつませて頂きました。

 

 

 

映画化になり、NPOをつくり、病院をつくり、様々な活動を行ってきました。

 

 

それらは、全てあおぞらから、もっと言えば、2014年に、カンボジアの村で赤ちゃんを亡くしたお母さんと出会った時から、ストーリーがつながり今があります。

 

NPOの立ち上げにメンバーがいたからこそ、新生児蘇生法を一緒に行ってくれる、協力してくれる医療者がいたからこそ、それを応援してくれる方々がいたからこそ、今があります。

 

 

正直、立ち上げた時には、こんな事になるとは、思っていませんでした。

長崎大学大学院に熱帯医学を勉強することも、こんなにたくさんの方に応援してもらえることも、新生児蘇生というものに出会うことも、未だに年に10回程度学生に講演することも、民間企業と連携して母子保健の問題を大きく解決しようとトライすることも、あまり想像していませんでした。

 

http://www.sr.komex.c.u-tokyo.ac.jp/grobalhealth-dx/

 

 

 

なんで、続けてきたのか?なんで、続けたいのか?

 

形や方法は変わっても、カンボジアの村で赤ちゃんを亡くしたお母さんと出会った時からこの9年間、いつも答えはほとんど変わりませんでした。

 

 

まだまだ、泣いている人がいるから。そして、その命は行動さえすれば、救えることが分かっているから。

行動だけなら、自分、自分たちでも出来るから。

その行動で救えた命が一つでもあったなら、何とも言えない嬉しい気持ちになるから。

 

 

 

一人の命や健康に値段や、価値をつけるのは、専ら不可能な事であり、だからこそ、僕や、僕たちは、一人の命や健康を、その周囲の家族の気持ちを大切にして、これからも活動を続け、色々な団体と連携しながら、来年は活動を広げていきたいと思います。

 

 

 今後とも認定NPO法人あおぞらの活動に応援、ご協力をいただきますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



認定NPO法人あおぞら
理事長 葉田甲太

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